看護師が糖尿病内科で働くメリット

糖尿病科では、1型糖尿病、2型糖尿病、内分泌疾患、糖尿病による合併症の抑制などをおこないます。
糖尿病は生活習慣病の1つと言われており、発症原因には生活習慣が大きく関係しています。
糖尿病を治療する際は、食事療法や運動療法、薬物療法を基本に、血糖値の正常化を目指していくのです。
看護師の仕事内容としては、食事や運動などの生活指導、血糖値の測定、インスリンの注射などがあります。
インスリンの注射は40種類以上あり、作用はそれぞれ異なっています。
事故防止のためにも、各種インスリン薬の特性を理解し、そして一人ひとりの身体に合った注射方法を看護師はレクチャーする必要があるでしょう。
糖尿病を患っている患者の多くは、心理的な負担に苦しめられています。
患者の心理状態を把握し、心のケアをして心理面の支えになってあげることも、看護師に与えられた役割と言えるでしょう。
看護師が糖尿病科で働くメリットには、患者と深い関りをもてるというのがあります。
糖尿病科では、生活指導や薬の説明などで患者と接する機会が多いです。
また、1型糖尿病にはインスリン治療は一生必要になるので、病気で悩んでいる人と看護師は長く関わっていくことになるでしょう。
看護師は、それぞれの患者の辛い気持ちを受け止め、一緒になって病気に立ち向かっていきます。
自分の力により患者が笑顔になったり、病を克服したりした時には、自分のことのように嬉しいと感じることができます。